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いい蕎麦・いい湯・いい信州編4(2002年10月19日〜20日)

 

 車を再度松本に向け出発、往路とは違う道で、国道148号を目指します。高浪池へはこちらの方が本道の様で、なかなか走りやすい道が続きます。国道148号に出ると、すぐに大所トンネルに入り、県境を超え、長野県に入ります。このトンネルが出来るまでは、越境するには大変な苦労があったのだろうと容易に想像ができるぐらい立派で長大なトンネルです(と思っていたら、後で地図を見ると、このトンネルを出て、次の湯原トンネルに入る前の橋が県境だった様です。こちなみに、この橋の名は「國界橋」だそうです)。
 トンネルを超えて、高架橋を下ると、道の駅小谷に到着です。折角なので、立ち寄ろうと思ったところ、「深山の湯」というのが、併設しているらしいということがわかり、ちょうど良さそうなので、入浴もしてみることにしました。車を駐車して、まずは道の駅の看板を撮影します。と、すると観光バスが何台かやってきて、次々とこの道の駅小谷に到着します。駐車場が大きく、お店も充実している為か、利用率が高い様です。また、最近できたのか綺麗に整備されています。と、その観光バスに混じって、妙に見慣れた白塗装にオレンジ色と焦げ茶色のラインに、ハートマークの様な社章のバスが目の前を通りすぎていきました。え!と目を凝らして追ってみると、やはり、島根県で活躍している一畑電鉄バスではないですか?なんで、こんなところにと思ったのですが、後で、道の駅白馬で停車している時に見たところ、「アルペンルート」の回送だった様です。つまり、富山から信濃大町の間、観光客はアルペンルートの各種交通機関を利用する為、その間、観光バスは、このルートを使って信濃大町まで回送して、お客さんを乗せて帰るというわけらしいです。そうやって見てみると、お客さんが乗っていない観光バスが多数見受けられます。どうやらこの方法というのは、メジャーな様です。

 さて、まずは道の駅の見学。色々な土産物が販売されており、面白いというか、親切だなぁと思ったのが、「道の駅限定商品」「小谷村産商品」といったものの表示があるということ。これのおかげで、全国どこに行っても売っているようなお土産をつかむことは少なくなります。まぁ、それをわかって買う場合というのも勿論、あるのですが・・・(^^ゞ
 で、そんなことよりも、ショッキングだったのが、「最初に立ち寄った道の駅、ぽかぽかランド美麻」の公共の宿のお土産屋さんで購入したお土産が、全てこちらでも販売されていたのですが、いずれも20円ずつ安かったんです・・・。そういや、ジュースも高かったわけで、お土産も特別加算があっても不思議ではなかったのですが、かなりショックでした。これからは、ジュースの高いところではお土産を買わないでおこうと、思ったしだいです。特に、その後もお土産屋さんに立ち寄る様な予定があるならば、なおさらです。

 

 まぁ、そんなこんなで、深山の湯に入浴することにしたのですが、こちらは入湯料は500円と、これまたぽかぽかランドよりも安い設定になっています。う〜む、何から何まで・・・。じゃぁ、お風呂はというと、まず、普通の大きさの脱衣場に、結構広いお風呂になっています。あがり湯と呼ばれる普通のお風呂に、薬湯(今回はどくだみ風呂だったとおもいます)、温泉、そして露天風呂が揃っており、お湯の色も白く濁っている様で、「おっ!温泉」と感じられるお風呂でした。う〜む、ぽかぽかランド・・・いったいなんだったんだと・・・。
 のんびりとお風呂に使って、少し食事をしようかと、店内を見ていると、ちまきが目に入りました。竹の皮が包まれたちまき(ちまき餅じゃありません。お米の方です。)が3個で330円。横には1串100円のこんにゃくが販売されており、こちらも合わせて購入。ちまきの方は、その場で温めていただけました。こんにゃくは、もう少しが味が染みていた方が良かったかなぁ。なかなか、奈良県十津川村で食べたこんにゃくを抜ける物は出てきません(旅行記集には掲載していませんが、十津川村の道の駅で販売されていた『こんにゃく煮』は最高においしいです)。
 中途半端にお腹にものが入ったので、まだ何か食べられるというわけで、今度は外にある立ち食いそばで、「きのこそば」を注文。このそばに入っているキノコ類は全て、山から取ってきたものらしく、まさしく小谷産といったところです。確かに、到着した時に、そば屋さんの横で、キノコのより分けをされてました。「これが、なになにで、あれが、どれどれ」と説明していただいたのですが、見事に忘れてしまいました(^^ゞ。

 

 ところで、このそば屋さんの前で、大きなプロジェクターがあり映像が流されていたのですが、これが姫川の土石流災害の映像でした。1996年の集中豪雨で未曽有の大災害を受けた時の映像を中心で、河川工事の重要性を訴える内容でした。たしか、あの災害で、大糸線も被害を受け、小滝〜南小谷の間で長らく普通が続いたのを思い出したのですが、その際にこのあたりも流され、この道の駅もその復旧工事の際に生まれ変わったのかもしれません。故に、新しいと感じたのかもしれません。私がいつも利用している電子地図によると、実際は国道の西側にある道の駅が、東側に書かれてある縮刷があることから、そのあたりが変化したのかもしれません。ん・・?災害復旧から考えると・・・いまだに変わっていないという方が問題とも考えられるので、ただの誤植の可能性もありますが・・・(^^ゞ
 車道を渡って、姫川を見てみると、土石流の後がまだまざまざと残っている感じで、不思議な景観を見せてくれます。土石流により、川底が浅いということが、よくわかり、また集中豪雨がふれば、また、大きな災害に見舞われる可能性すら考えられます。どうして、こういうところにお金がかけられずに、高速道路にお金をかけようとしているのか、なんだか、やっぱり妙な気になってしまいます。

 

 1時間半ほどゆっくりと道の駅小谷で過ごし、またもや車を南へ進めます。30分ほどで、道の駅白馬に到着。昨晩、停車した時は、随分と雰囲気が変わっていることに驚きでした。もっと、大きいと思っていたのですが、どちらかというとこじんまりとした道の駅です。この道の駅白馬に到着するまでの間、ところどころの山々の紅葉が見頃になってきていたので、カメラを持って出たのですが、こちらの方は、まだ紅葉になり始めたばかりといった感じでした。店内をぐるっと見回り、露天を見ていると、「巨峰」の販売をされていました。どういうわけか、お値段が半額ってわけで、ちょっと気になったのですが、果物はもって帰るのが大変なので、遠慮して、隣で販売されていた、焼きおにぎりを購入することにしました。屋台のお兄さんの話によると、自家製の米と、自家製の味噌で作った焼きおにぎりとのことで、自信があるそうです。炭火を使って、目の前で焼いてくれたのですが、これがなかなか、確かにおいしいんですよね。さっき、色々と食べたばかりなのに、まだ食べるか!といった感じです。しかし、良く食べました。

 

 帰りは、そのまま148号を下っていき、青木湖、木崎湖の湖畔を通ります。実は、昔、青木湖にはスキーで訪れたことがあるのですが、小学生のころ故に、地理感覚がわからず、とりあえず「長野県」にやってきたということぐらいしか覚えていませんでした。今になって見る、そして雪の時ではない青木湖は、記憶とは違う湖に思えたのですが、こちらの方向からは見ていなかったと考えれば、それであっているのかもしれません。そういえば、小学校のころに栂池高原や八方屋根スキー場に訪れたことがあり、塩尻駅の記憶が強烈に残っていることから、この国道通っているとは思うのですが、かれこれ20年も前の話ですから、全くといっていいほど、記憶にありません。果たして、塩尻駅を見て、その時の記憶と合致するのかも不安ではありますが・・・。
 そうこうしていると、信濃大町に入り、国道から県道51号に入ります。道の駅池田で、車返却前の荷物整理を行おうと思い、駐車場に入ると、トイレしかなく、いったい何?と驚いてしまいます。えっと・・・と一瞬悩んで、向かい側を見ると、ハーブセンター池田という施設があり、どうやらこちらが道の駅のテナントになっている様ですが、あくまで道の駅は、「トイレ」と「駐車場」のあるところで、ハーブセンター池田側は、ハーブセンターとその駐車場といった感じです。まぁ、近くに施設があれば、それだけで大きな問題は無いんですけどね。いや、もしかすると、ハーブセンターも合わせて道の駅なのかもしれませんが、こちらには道の駅とは書いていない様でした。。
 道の駅池田を出て、いよいよ松本市内に入るわけですが、犀川橋をわたり、国道19号に入ると、車の通行量が増え、松本市内に入ると、都会の様相になってきます。つい先程前、前に車がいない状態が続いていたので、その変化に驚き、JRの跨線橋を超えたところで、大渋滞というか、停滞に巻き込まれてしまいました。時間は15時20分ということで、車の返却時間が近づき、少しずつあせりの色が見えてきます。3分立ってようやく白坂の交差点までたどりつけそうなところまてやってきも、渋滞がひどくて、交差点を超えることができる様子ではありません。このまま待っていても、5分で200m進めるかどうか・・・といった状態でしたので、カーナビの指示を無視して、白坂の交差点を左折し、裏道を通ることに決めました。カーナビの詳細地図を見ることで、そのあたりはなんとかなるので、後は、一方通行にはまらないことを願うばかりでした。
 結局、松本駅前の渋滞もあって、15時40分すぎに無事返却。レンタカー会社が返却時間を少しアバウトにしてくださっているので、助かりました。ぎちぎちだったら、とうてい無理ですからね。

 

 レンタカーを返却して、高速バス乗り場に向かいます。隣の施設なので、その点は気軽なんですが、少し飲み物を購入したりしていると、あっと言う間に出発時間間際になってしまいます。狭いバスのホームに結構な人数のお客さんが待っています。発車5分くらい前にバスがやってくるといった状態ですので、ちょっとギリギリといった感じです。入り口で運転手さんに乗車券を見せて、チェックをいれてもらいます。この時に、なんとも印象が悪い運転手さんだなぁと思ったのですが、この第一印象、結局最後までつきまとうことになってしまいました。
 16時ちょうどに出発。松本市街地の大渋滞のお蔭で、いっこうにバスが前に進みません。なんと500mすすむのに、20分かかる始末です。やはり、道路行政に関して、すごく疑問を抱いてしまいます。JRのガードを潜ると、スムーズに流れるので、明らかに局所的な渋滞です。で、高速に乗るころには30分遅れだったのですが、その後もなんだか、バスの速度が遅い感じがします。途中、高速バスや観光バスに抜かれてしまう状態で、30分遅れの渋滞を取り戻そうといった感じはありません。
 この運転手さん、トランクルームを開けるのが面倒くさいのか、途中のバス停から乗車される方には中に荷物置場があるのでそこを使うように告げるだけで動こうとしません。中にもって入られた荷物を見ていると、これはさすがにトランクルームだろうと思える物が少なくありません。あと、お客さんが何を聞いても迷惑そうな顔をして、ほとんど何を言っているかわからないぐらい小声でしか離しませんし、到着時刻の見込みどころか、この後の道路事情の説明もありません。空調も放ったらかしで、みんな汗をかく始末ですし、なんだかすごく印象の悪い運転士さんにあたってしまったと思わずにいられません。飛行機に比べて、安かろう悪かろうかいなといった感じです。
 と、まぁ、結局、その後は大きな渋滞も無く1時間遅れで大阪に到着。松本ICを出発できた時点で30分遅れで、そのまま渋滞が無い状態で30分余計にかかっているというのは、どうも納得がいきません。また、大阪到着時に、「この後の夜行バスにお乗り継ぎのお客様は〜」といった自動音声が流れるのですが、乗り継ぎの手配や、その連携にも十分不安が残る内容ですから、利用することなんて出来ないだろうと思いました。

 まぁ、最後のバスはともかく、大きな観光地ではなく、小さな観光地を色々と回ってみた信州〜新潟旅行はなかなか面白かったです。次回は、やっぱり冬、雪のある時に訪れてみたいなぁと思いました。その時は、レンタカーは不安なので、全然違う旅行形態になりそうです。

 

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