いつの間にやらこんな看板が出来てました。 鎧駅から見た日本海
 目的地は、次の香住駅。ちょうど昼食時なので、丹後の観光地の一つである香住で、どこか食堂があるだろうと踏んでの下車です。明確な記憶はありません。とりあえず、下車してみて、香住駅を出発する時刻表の確認をします。城崎で温泉に使ってから帰りたいので、14時半頃の列車で城崎に戻ることにしました。ということで、香住での滞在時間は、おおよそ1時間半ということになります。 

 駅を下車してびっくりしたのは、香住というと『カニ』なんですが、カニ以外にこれといったものが無い様で・・・。特に今の時期は、海水浴には早いし、カニは論外なので、時期を外していて、閑散としているんですよね。駅前には、『観光船 本日運行』と書いてある看板があるのですが、観光船が一体どれぐらいの時間で、どれぐらいの値段、かつ出航時間が何分になっているのか、全くわからない状態なんですよね。観光地として情報が少なすぎる気がします。乗り場もどこにあるのかわからないですし・・・(看板には、タクシーまたはバスでお越し下さいとしか書いてませんでした)。 
 時間があえば、観光船には是非乗ってみたかったんですが、あまりの情報の少なさに諦めることにしました。 
カニ迎・・・いいのかこれで!? 香住駅前にも、『ありがとう餘部鉄橋』。
 とりあえず、駅前の観光案内板を見て、レストランのありそうな所を目指すことにします。カニ街道なる箇所があるのですが、どうやら駅から歩いていくには、遠い様なので、香住漁港を目指すこととしました。 
 食べる所に当てあては無かったのですが、とりあえず漁港に向かえば何かあるだろうという安易な考えです。漁港の横は海岸になっているのですが、この夏のシーズンを目前にして、大規模な改修工事をしている最中でした。ちょうど、砂を運んでいる船が入って来るのが見えました。この工事が終われば、さぞかし綺麗な海岸が出来るんですよね。でも、人工的な砂浜なんだよなぁなんて思ったりすると、なんとも複雑な気持になってしまいます。 

 ふと目についたのが、漁港直営の遊魚館の看板。ということで、併設で食堂があるだろうと踏んで、約1Kmの看板を頼りに漁港に向かいます。途中、あじさいが咲き始めているのが目に入り、その向かいには三七十寿司(みなとすし)というお店の前に、かなり沢山のバイクが停まっているのが目にづきました。おまかせにぎり2520円の文字が目に入り、かなり惹かれたのですが、とりあえず、遊魚館を目指します。 
香住観光案内所の時計は、カニ! 6月と言えば、あじさいですね。
 ということで、到着してみると・・・。直売所だけなんですよね。特にレストランや食堂が併設されているわけでも無くて、あーれれ・・・って感じでした。ということで、第二候補として、さきほどの三七十寿司さんにすることにしました。昼から2520円のにぎりって贅沢だなぁと思ったのですが、たまに贅沢に回転しない寿司を食べるのもいいかなぁってことで、こちらにすることにました。バイクは、まだ停まっています。 

 中に入ると、思っていた以上にお客さんで満席。更に、何だか場違いなイメージ。飲み物の注文を先に取りに来るって・・・おいおい、お昼だろ!って思ったのですが、回りは、結構アルコール類を飲んでいる人が多いんですよね。メニューを見ると、意外にリーズナブルで、海鮮丼の上で1500円。かなり惹かれたのですが、ここは初志貫徹ってことで、おまかせにぎりにすることにしました。一緒に汁物はいかがかと言われたのですが、咄嗟のことで、いりませんって答えてしまいましたが、良くみると結構良さそうなんですよねぇ。セコ汁っていうのがあったのですが、セコカニを一匹使った味噌汁が700円って、かなりお得じゃないですかー。 

  

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