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食べてみたいなわんこそば花巻志戸平温泉編(2004/1/17〜18)

 

MD-81の機内から 平成16年最初の「宿泊を伴う旅行」は、岩手県でした。今回は、やここさんと一緒に、南花巻温泉郷の志戸平温泉で宿泊です。旅の目的は、特に決めていないのですが、「わんこそば」を食べることだけを決めて、1月17日のJAS631便で出発しました。

 今回の旅行の前1月14日に、北日本地区で、大雪の降る大混乱があったばかりで、飛行機が欠航しないか色々と不安になりながら当日の朝を向かえました。その不安が的中するかの様に、17日は、朝から大阪で雪が降るといった状態。午前7時過ぎに十三駅で電車を待っていた時は、かなりの勢いで、雪が降っていました。やはり、やここさんと私のコンビというのは、かなり天候に不安があるものだと思った次第です・・・。ちなみに、その最たるものは、「島根みらくる!?」で書いておりますので、興味のある方は、お暇な時にご覧ください。

 不安を残しながらの飛行機だったのですが、搭乗率は60%程度で、比較的ゆったりとした機内で、特にこれといった揺れも無く順調に花巻空港に向かいます。途中、眼下に見える景色か真っ白になったのですが、花巻に到着した時には、雪が残る程度といった感じで、一面の銀世界というわけではありません。9時30分に無事、花巻空港に到着。
  

花巻空港駐機場 レンタカーの受付を終えたのが、10時前だったのですが、まず最初は空港から車で10分の「わんこそば」でしたので、時間潰しにということで、花巻空港で写真撮影をすることにしました。といっても、展望台は100円と高いので、外から撮影だったのですが、空港って細かいところ見ると色々と趣向が凝らされていて面白いですよね。花巻空港の場合、宮沢賢治の小説をモチーフとしてレリーフが通路に付けられていました。
 ところで花巻空港は、現在工事中で滑走路の拡幅ならびに延長を行っているそうで、旅客ターミナルビルも現在とは全く反対側の東側に建設中でした。確かに花巻空港はかなり小さい旅客ターミナルビルで、手狭であることは否めません。距離的に東京便が設定しづらい様で、メインが大阪便故にこうならざるを得ないと考えられます。それでも、一通り必要なものは揃っているので、特に悪いということはありません。出来れば、もう少し県観光案内所での情報強化を望みたいところです。

 11時丁度に、わんこそばのお店に到着。花巻では本場ということもあり、4店ほど、わんこそばを売りにしているお店があるのですが、その中で今回選んだのは「やぶ屋」さんです。理由はホームページが分かりやすかったということなんですけど、体験料金は3000円でした。他のお店では、2000円ぐらいからもある様なんですが、わんこそばというのは、ただ、そばを食べるのでは無く、薬味を楽しむということもある様で、その種類の豊富さが値段になる様です。ちなみに、やぶ屋さんでは、3000円と4000円のコースがありましたが、お昼ということもあり、3000円としました。一応、予約していきましたが、時期によっては予約無しでも大丈夫の様です。今回も予約の必要はありませんけどと、言われたのですが、せっかく電話したんだからということで、無理矢理予約した感じです。結果的に、この方がスムーズに用意が出来る様です。ちなみに、花巻本店では、2人からでないと食べることができません。盛岡支店では1人でも体験できるとのことです。

やぶ屋さんのわんこそば    お腹一杯・・・。

 さて、その薬味なんですが、鰹節、もみじおろし、ねぎなどの他に、とろろ、鮭のはらこ、塩辛、お刺身と色々と揃っています。特に、塩辛がおいしく、これが大変気に入りました。はらこやとろろは、わんこそばを食べている時は、慌ただしく、面倒なので、どうしても後回しになる感があります。話によると、男性で平均40〜50杯いただくそうです。だいたい10〜12杯でかけそば1杯分にあたります。食べる時は、出汁を飲まない様にするのがコツだそうで、たまってきたら、捨て皿に捨てる様にします。11時からということで、11時に行った為、他にお客さんは誰もいません。後ろに、武田鉄矢さんの写真がありました。どうやら、こちらで「わんこそば」を食べたことがある様です。
 大会では、約5分で230杯食べる方がいらっしゃるそうで、給仕される方も大変だそうです。このあたりは、阿吽の呼吸でなければ、記録が出ないってことなんですよね。1秒と少しで1杯を食べて、次のそばを入れておかなければいけないわけですから、並大抵ではありません。それは、大会での話ですので、今回は時間制限はありません。ただ、わんこそばは早く食べないとお腹が膨れて来るので、やはり「時間勝負」の感があります。あまり、のんびりと薬味を用意するわけにはいきそうにありません。
 結果的に、約20分で満腹。私は、何とか70杯、やここさんは61杯という記録で終了。平均40〜50杯というのは納得で、50杯を目前にしたあたりから何だか苦しくなってきました。60杯を超えると認定証がいただけるので、何とかそれを越したいと思っていたので、頑張りました。60杯で関脇、70杯で小結といった具合で、100杯を越すと横綱だそうです。認定証といっても、それほど大したものでは無く、証明書にはんこを押してくれるといったものですが、記念としてはなかなか嬉しいものです。
  

秋田県との県境に向かって さて、満腹になった後、車を北に向けて走らせることにしました。この後、決定しているのはホテルに行くだけでしたので、隣の秋田県にある田沢湖に向かうことにしました。一昨年の夏にやってきた時に、綺麗だったのを覚えていたので、冬だとどうだろうか?ということで、向かいました。ちょうど、カメラの被写体に、湖っていいですしね。
 高速道路に乗り、盛岡ICを目指します。途中、紫波SAで少し休憩。東の方に見える、雪に覆われた早池峰山が浮き立って見え、とても綺麗に思います。雪のある風景で「晴れている」というのは、全てが洗われた後の様に思え、かなり好みです。
 盛岡ICからは国道46号で、田沢湖へ向かいます。道路は途中までは特に大きな問題も無かったのですが、泥撥ねなどが多く、すぐにフロントが見えにくくなる感じです。県境を超えるあたりでは、路面凍結が目に見え、気分的に緊張が走ります。ここで、事故はやはりできる限り避けたいですからね。

  

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