![]() 中に入ると、記念館とは違い、説明が多く、素人が見てわかりやすく説明がつづられています。順路が書いてあるばかりか、説明分に番号が打ってある点は、大変読みやすく分かりやすい感じです。 で、この青森市八甲田山雪中行軍遭難資料館の特色は、青森歩兵第5連隊の話のみならず、ほぼ同時期に八甲田山雪中行軍を行い踏破した弘前歩兵第31連隊の偉業について、大きく触れています。そして、第5連隊と第31連隊を比較して、遭難に至った経緯を説明しています。この第31連隊の偉業に関しては、第5連隊とほぼ同時期に実行されており、その規模も小さいものであるが、雪中行軍の計画としては、弘前より八本木(現十和田市)に至り、そこから田代、青森を経由して弘前へ戻るものだったそうです。噂レベルでは、弘前歩兵第31連隊が遭難した青森第5連隊と遭遇し、遺品を持ち帰ったという話もあるそうですが、当時の陸軍はこの件に関しては、何も発表しておらず、真相は明らかにされていないそうです。また、弘前歩兵第31連隊は、青森歩兵第5連隊と遭遇したという話を否定する研究結果もあるそうですが、弘前歩兵第31連隊に動向した東奥日報の従軍記者が、遭遇したという記述をしているという話もあるそうです。 全体的に分かりやすい内容で、どういう理由で雪中行軍を行ったのか、そして遭難した状況はどうだったのか、さらには当時の報道はどの様になされていたのかを説明する記述もあり、さらには捜索活動に関するアイヌ人の活躍について書かれてありました。そして、義援金についてもどの様に分配されたかが書かれてあり、雪中行軍遭難から捜索活動終了までを余すことなく説明されている様で、大変わかりやすく、素晴らしい展示だと感じました。ちなみに、雪中行軍の兵が持っていた鞄の重さを体験したり、防寒服を着ることが出来ます。防寒着は、はっきり言って防寒とはほど遠い、薄い生地だったのに驚きでした。
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結局、約1時間程度、観覧した後、酸ヶ湯温泉旅館に向かいます。4時半なんですが、大阪に比べて東の方にやってきた為か、妙に薄暗く感じます。単純に西の方に雲が垂れ混み、夕焼けが見れないというだけのことかもしれませんが、ヘッドライトを付けて走る必要があるぐらいの薄暗さでした。 酸ヶ湯には5時30分に到着。駐車場には、沢山の車が止まっており、どうやら日帰り利用客がまだ大勢いる様でした。駐車場で、人の列があったのですが、これは恐らくバス待ちのお客さんなんでしょう。
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![]() 中に入ると、昨年来た時とえらく雰囲気が違うようです。アレレ?と思ったら、大きな違いは、衝立が新たに設置されていたということの様です。確か、前回は男女境界の立て札があっただけで、基本的に混浴状態だったのですが、今年はその間に衝立が設けられ、男女別大浴場となった感があります。といっても、完全に分かれているわけではなく、湯瀧などは男性側にしか無いわけですから、女性の方がこちらに入って来る可能性は充分にあります。 しかし、ここまで衝立で遮ると、女性専用時間を設ける必要があるのかなぁと思うのが、正直な感想です。ちなみに、入口のスリッパの数で見ると、明らかに男性よりも女性の方が少ない様でした。 そうそう、この衝立もヒバで出来ている様で、独特のニオイが心地よく、まぁ、これも有りかなぁなんて思っていたのですが、湯上がりに脱衣所で、大きな貼り紙が入口上にあるのを見て、喜んでばかりもいられないなぁと思った次第です。 |
なんでも、今回の衝立設置は、『男性客のマナーが悪く、女性客からクレームが多く、衝立を設置しなければならない状況になった。』とのこと。そして『景観が悪くなったことは、承知しているが、理解してもらいたい。』といった内容のことが書かれてありました。なるほど・・・。しかし、湯気が立ち込める状況なので、クレーム内容としては、見える見えないと言う問題では無く、女性用の場所に、男性客が入っていることが多かったということぐらいしか考えられないんですが・・・。実際のところは、どうなんでしょう。 部屋に戻って、テレビを付けると、大きく新潟地震のニュース報道されています。大変な地震ということで、各局が報道特別番組編成して地震関連のニュースを行っています。NHKは、基本的に報道というよりも、被災者への案内を中心に行っている様でした。地震の規模はM6.8、震度6強とかなり大きな地震で、新幹線が脱線しているということが大きく伝えられましたが、まだ状況把握が行われておらず、中継も無い状態でした。脳裏には、阪神淡路大震災の時のことがよみがえります。
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![]() 秋に竹の子?と思ったりするんですが、これが特にお気に入りになりました。ただ、外の皮は固く食べられないので、剥かないと駄目なんですけど、これが結構手間なんですよねぇ。上の方まで、5枚程度剥いてから食べないと駄目なんで、こんなに残して勿体ない・・・と思ってしまうんですよね。でも、やっぱり固くて食べられない場所ですから、決して勿体ないわけでは無いと思うんですけどね。下の方は、柔らかいので、固くなってきたところで、剥いてって感じで食べ続けました。 というところで、一日目が終了。明日は、龍飛岬に向かおうか、それとも奥入瀬渓流かと、ちょっと悩みどころなんですが、何はともあれ、天候次第といったところで、床につきました。 |
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