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大満足!!充実の石見・出雲2003年夏編(2003/8/12〜16)

 

浜田城跡公園 今度は、浜田城跡へ連れて行ってくださいました。伊甘神社のあたりから小雨が降り出したわけですが、浜田城跡までやってくると、結構な本降りになってきた感じがします。かっこさんに、雨を連れてきたと言われてしまいました。まさしく、そんな感じなんですけどね(^^ゞ
 浜田城本丸は無くなっており、城跡を示すものは、城門と石垣ぐらいのものとなっています。その城門も他から移築したとのことで、石垣が唯一の城跡と言えなくもありません。車から降りると、まずは護国神社があります。ちょうどお盆休みということもあり、提灯が見事に並んでおり、圧巻です。夕方〜晩にこれら全てにあかりが付いたら、それこそ素晴らしく幻想的な風景だろうと思いました。昨晩、立ち寄れば、見る事ができたかもしれないと思うと、ちょっと残念ですが、昨日は浜田に到着した時間自体が遅かったですから、諦めもつきます。
 護国神社の横に、司馬遼太郎の碑文があり、なんでも司馬先生になかなか書いてもらえなかったという話を教えてもらいました。そこから、門を潜って石垣の階段を上がっていくと、展望台があります。そこから浜田市街地が一望することができます。また、花見が出来る広場もあり、そこが雨に濡れた木々が生き生きしている様に見えました。静けさが、より神秘的に感じさせる浜田城跡だと思いました。
 浜田城は、平山城なんですが、海から眺めると、山を含めて一つの城に見えるらしく、『海城』と呼ばれ、浜田沖を通る外国船からは立派な城があると思われていたそうです。実際は、三層だったそうです。天気の良い初夏にこちらに訪れると、心地よい風と、見事な風景を見ることができるんだろうなぁと思いました。

浜田城跡公園護国神社の提灯

 次に、浜田城から少し先にある、浜田漁港から向かい側の瀬戸が島へ渡る浜田マリン大橋を訪れました。こちらの橋、以前から夕日パーキングエリア浜田を利用すると、その大きさから一際目立っており、橋が好きな私としては、かなり気になっていたのですが、訪れる機会が今までありませんでした。前日に、浜田市内を通った時に、一度通ってみようと思って、瀬戸ヶ島へ向かったのですが、道に迷ってしまって、瀬戸ヶ島から浜田マリン大橋に行くことを断念していましたので、ちょっと小躍りしたい気分でした(^^ゞ
 どうして、浜田マリン大橋にたどり着けなかったのかという種明かしをしますと、まだ浜田マリン大橋は行き止まりになっているそうで、瀬戸ヶ島島内の道路が完成していなかったわけです。通りで、わからなかったわけです。なんでも、瀬戸ヶ島島内には、水産試験場を作り、次世代に漁業を残していくといった試みを行うそうです。その為のアクセス路として作られたのが、この浜田マリン大橋とのこと。全長650mの斜張橋の優美さもさることながら、瀬戸ヶ島にある展望台から見る浜田漁港や日本海も見事なものです。かっこさんの話によると、この浜田マリン大橋を歩いて渡って、ちょうど真ん中からみる景色が素晴らしいという人がいるとのことなんですが、高所恐怖症の私には、そんなことは、できそうにありません(^^ゞ
 雨は、一向に止む気配は無かったのですが、20分程度、このマリン大橋を見学させていただきました。

浜田漁港を望む浜田マリン大橋

浜田高校旧体育館 かっこさんによる浜田市内ツアー、最後は、私の要望による浜田高校旧体育館です。赤煉瓦造りの古い建物で、以前は陸軍が使っていたとのこと。古い建物、特に戦中・戦前の軍関係の建物というのは、独特の雰囲気があって、なんだか好きなんですよね。学校の施設なので、中に入ることは無理でしょうから、外から眺めるだけというつもりだったんですが、間近まで行き、少しだけ中を見学させてもらいました。
 入口はシャッターになっており、中は野球部の室内練習場になっている様でしたが、赤煉瓦造りのどっしりとした雰囲気は、何物にも変えがたい感じがします。威容を誇るというか、この地の生き証人といった感じがします。なんとも存在感のある建物といった感じがするのは、私の思い入れのせいかもしれません。
 また、隣にある中学校の方にも、同じく陸軍の建物が残っているそうで、そちらは補助体育館として使われているそうです。


 そうこうしている内に、お昼を周り、かっこさんとお別れしました。かっこさん、貴重なお時間を割いていただき、本当にありがとうございましたm(._.)m 大変、楽しい浜田市内観光となりました。

 

浜田駅から松江方を望む さて、浜田駅から出雲方面への列車に乗り、以前から気になりつつも一度も実現できなかった、温泉津温泉へ向かうことにしました。心配していた雨は、浜田を出る頃に上がり、なんとなく薄日が差してくる始末。うーむ、これって一体・・・。晴れてきたら晴れてきたで、今度は傘が邪魔だなぁなんて思ってしまう始末・・・。まぁ、それはともかく列車は、一路米子へ向かいます。うまい具合に、新型の車両でしたので、ちょっとゆったりした感じです。トイレが付いていて2両編成。車内は、ボックスシートというところが、ローカルな旅をしている感じがして好きなんですよね。新しい車両ながら、無機質な感じがせず旅情を感じる気がします。

 浜田から数えて、10個目の駅である温泉津駅に到着。ここから、温泉津温泉へは少し離れている為、バスで行くことを推奨しているのですが、駅前の時刻表を見たところ、バスの時間って・・・。少し離れているとはいっても、2キロも無い様子ですので、とりあえず歩いて温泉津温泉へ向かうことにしました。時間は、2時間半ほどありますから、温泉に使ってもまだ時間があるといった感じです。
 人気の少ない駅前の通りを抜けると、温泉津漁港があります。向かい側には、造船所があり、その横の浜では子供が遊んでいる様子です。天気は曇天。空の具合と、人気の少なさからなんともうらぶれた感じがします。しばらく海沿いの道を歩いていくと、温泉津温泉の入口です。この海沿いの道は、温泉津温泉のメインの道路になっている為か、意外に車通りが多く、歩道が無いので、少し危険を感じました。

 

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