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雪と光の青森・十和田湖編(2003/3/1〜2)

 

 翌朝は、午前7時に起床し、朝風呂に向かいました。朝は男女が入れ換えになっていたので、和風のお風呂から洋風のお風呂に変わっていました。洋風のお風呂にはミストサウナがあるのですが、和風のお風呂には、サウナそのものがありません。施設に違いがあったんだとこの時、始めてしった次第です。

 その後、朝食会場で朝食となったのですが、ここらで値段を落としたかな?と思う様な品数と品質。バイキング形式なんですが、おかずになるものが少ない様に思いました。とはいえ、6500円の値段を考えると、こんなことぐらいは、全然問題になりません。朝食が良くないとはいえ、ホテル十和田荘には大満足です。
 ちなみに、巨大なホテル故に、他の会場もある様で、もしかすると、ランクによって、食事会場がかわり、それぞれの内容も違うのかもしれません。
 それでも、何だか本当にこんな値段でいいのだろうかと半信半疑になりつつ、チェックアウト。間違いなく、1人あたり6500円の支払いをすませ、ホテル十和田荘を後にしました。いや、今回は本当に良かったです。

 とりあえず、昨日は人が一杯だった雪と光のファンタビスタ会場に出向き、日中の会場を見て回ることにました。車で約1分で、到着・・・だったんですが、車はすごい積雪で、まず最初に10cmはあろうフロントガラスの雪を取り除くことから開始。雪の降らないところに住んでいる私としては、なんともすごいことだと驚きでした。

 天気は一変して晴れ間が見えており、なんともいい感じです。路上に雪は残っているのですが、朝の除雪作業が行き届いている様で、特に運転に不便は感じませんでした。やはり夜がメインである為か、会場は閑散としており、会場内や迷路の除雪作業、自衛隊の方によるステージの修復などが行われていました。光による演出が日中は出来ない為か、魅力は半減しますが、滑り台などは空いていて長蛇の列に並ばなくても良い特典があります。そんなわけで、滑り台に挑戦することにしたのですが、上から下を眺めると、意外に急な傾斜であることに驚きます。滑り始めると、ジェットコースターみたいな気分で楽しいんですけど、意外なスリルがあり、面白かったです。ただし、日中は小学生以下の子が多いので、その中に混じることに度胸がいりますけどね!

 続いて迷路に入ってみました。てっきり目の高さぐらいの壁で覆われていると思ったのですが、実際は、膝ぐらいまでで、少し残念に思いました。とは言っても、実際にやってみると、これでも迷路としては十分だなぁと実感した次第です。ただ、行き止まりがほとんど無い様ですので、迷ってしまうという様なことはありません。何にしても雪で真っ白の世界、夜はこの迷路にも雪灯籠が付き、幻想的だったと思います。ちなみに、明るくなってからも、雪灯籠の中を見ると、白熱球がついてました(雪灯籠はろうそくと白熱電球の2種類が存在していました)。

 会場は、十和田湖湖畔一体の様で、会場案内を見てみると、「かんじき体験」というのを十和田湖に近い会場でやっている様でしたので、そちらへ向かうことにしました。乙女の像は逆側にあたります。十和田湖を眺めながら歩くのですが、十和田湖は湖岸から十数メートルは凍っている様で、ミニチュア版流氷といった感じです。湖が凍るってやはり、かなり冷たいんだなぁと感心するのですが、この日は晴れ間が見えるものの、風があり、特に湖畔の風がかなり体感気温を下げてくれます。

 十和田湖の中心、休屋の遊覧船乗場は、出航時間では無いためか、他に人がいません。ただ、湖畔から突風が吹いており、体感気温をより一層下げてくれます。遊覧船乗場の前には、記念撮影用の台があり、ここらで、我々も一枚記念撮影。
 まだ、着かないのか?と思いつつ、寒風吹きすさぶ中、湖畔を歩いていきます。意外に距離があるなぁといった感じです。いったい、会場が本当にあるのか半信半疑になりつつ白い道を突き進むと、十和田湖水族館という古めかしい建物の前で、除雪が終わっていました。これから先へ進むことは困難を要するというか、このカンジキ体験というのは、今日はやってなかったのかなぁなんて、思いながら、十和田湖水族館ならびに、十和田湖マリーナから十和田湖を撮影して、戻ることにしました。ちと残念・・・。

 あまりに湖畔が寒いので、休屋から湖畔を外れ、一般道沿いを歩くことにしました。ここに、東日本JRバスの十和田湖駅がありました。バスターミナルなのに、駅と名が付くのは何か深い訳でもあったのかなぁなんて思いつつ、駐車場を目指します。
 沿道は商店街になっている様で、お土産屋さんやモスバーガーなどが並んでいるのですが、ほとんどのお店が休業中。どうやら雪深いところ故に、冬季は休業している様です。恐らく、夏場はこの静かな雰囲気が一転して、大勢の観光客がいらっしゃるのでしょう。冬場は寒いですが、逆にのんびりとしているのかもしれません。
 というか、雪と光のファンタビスタという催しが無ければ、一体どれぐらいのお客さんになっているんだろうかと妙な心配をしてしまったりします(^^ゞ

 駐車場に戻ると、出店があったので、お団子とこんにゃくをいただきました。あったまると思ったんですが、どちらかというと、あつあつでは無く、食べやすい感じに温められていたので、暖を撮れた感じはありません。と、ふと車を見てると、屋根に乗っていた雪が、風にあおられフロントに落ちており、異様な雰囲気に包まれていました。あ〜、出発前にまたもや雪かきか・・・なんて思いつつ、こんにゃくをいただきました。

 フロントガラスの雪を下ろして、いざ出発。時刻は11時30分頃。14時までに三内丸山遺跡に到着することを狙いつつ、往路と同じ道を走ります。途中、瞰湖台という場所があり、車が数台駐車していました。往路に、帰りはここに寄って、十和田湖のパノラマを撮影しようと思っていたので、停車。ワイドコンバージョンレンズをセットしていた為に、みんなより遅れて、瞰湖台に上がると、みんなが、「あかん、あかん」と慌てて、降りてきます。うん?って思って、高台に上がったところ、突風といっても、とことんの突風で、立っているのもままならない状態。それでも、せっかく用意したのだから、と一応、シャッターをきるものの、うまくとれているのかどうかなんて、全くわかりません。湖から吹き上げる風の強さに驚きでした。
 本当に凍えそう・・・。
 道路に戻ると、湖から吹き上げる風が、道路にまで及んでいることがわかり、積雪を巻き上げて、地吹雪の様に見えます。空は青空なんですが、5分も滞在することが出来ないえらい場所でした。

 

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