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人里はなれたランプの秘湯青森 青荷温泉 2004冬編(2004/03/06〜07)

 

雪国らしい国道 昨年3月の十和田湖に続いて、今年も青森に行ってきました。今回は、「青荷温泉」。ランプの宿として有名な秘湯の温泉宿です。秘湯の温泉宿とはどういうものなのか、興味深げに当日を向かえました。

 今回の旅程は、JD751便で青森に向かい、レンタカーで、津軽鉄道の五所川原駅に向かい、ストーブ列車に乗車、その後は青荷温泉で宿泊、翌朝は黒石市の津軽伝承館で木工体験、JD756便で大阪に帰着といったものです。今回は、あまり予定を詰めすぎず、余裕ができる形での計画としました。これぐらいが、何だか良さそうな感じなんですよね。
 今回は、一人旅ではなく、いつものやここさん、ねこさん、もんたさんの4名。旅行手配は、私が行い、バーゲン型運賃で往復の航空券とレンタカー、宿泊と木工体験については電話予約という完全な個人手配としました。この方が、JALのツアーよりも安くすみ、かつマイルも多くたまるんですよね(航空券の場合、バーゲン型運賃は普通運賃の75%の換算率、ツアーの場合は50%もしくは0)。

 当日の朝は、午前7時50分に伊丹空港で集合。JJ合併もあって、カウンター付近は工事中で、何だかせせこましい感じです。滋賀県から来られる方や仕事の都合もあって、みなさん寝不足気味で集合。みなさん、睡眠時間が3〜5時間って言うからには、なかなか・・。ちなみに、私は5時間でした・・・一番多い方ですね。
 この日は、今までに無いぐらいの大盛況で、あまりのお客さんの数に驚いてしまいました。JJ合併ということで、荷物を預ける場所も、何だか妙に広がってしまって、あまり効率的では無い様子に思えます。以前はJALとJASが分かれていたので、それぞれのチェックインの箇所に荷物を預けるカウンターがあったのですが、現在は過渡期の為か、JAL側に1カ所、JAS側に1箇所、成田乗り継ぎ便専用カウンターのさらに奥に、2カ所といった形になってしまい、JAL側はかなり多く人が並んでいました。何といっても、最後尾と書いたプラカードを持ったおじさんがいたぐらいですからね・・・。

道の駅 アップルヒル浪岡 今後どうなるのかは、わからないのですが、場合によっては、荷物を預ける場合、北ウィングのチェックインカウンターを端から端まで歩かなければいけません。これは、JJ合併による弊害では無いかと思いつつ、手荷物検査場に向かいました。

 手荷物検査場も案の定、混雑。これぐらい混んでいるのは、久しぶりでは無いかと思うぐらいです。青森便は、満席の表示が付いていました。とりあえず、空港ラウンジで出発まで時間を潰します。4名なので、2人分はラウンジクーポンを差し出します。1人あたり2000マイル・・・うーむ安く無い感じですよね。でも、普段から旅行代金などを私のカードで決済しているので、それぐらいは溜まっているはずです。こんな時に還元しないといけません(^^ゞ

 横1列で座席を取ったものだから、何だか妙に広がっていて、話が出来るのやら出来ないのやらで1時間フライト。フライト中、隣のおばさんと少しをお話をさせていただき、何でも十三湖のしじみはかなり大きくて、おいしいそうです。しじみラーメンというのが、あるそうで、一度食べてみる様、勧められました。チェック。チェックと思ったんですが、残念ながら十三湖に足を延ばす時間は無く、これは次回に持ち越しとなってしまいました。ちなみに、このおばさん、「25歳ぐらいですか?」との発言。おお、5歳も若く見られた!と思っちゃいましたが、よく考えると、昨年は島根県で、「学生さん」と間違われたわけでして、やっぱり歳喰ったのかなぁと考えたりします。やってることは、あんまり変わりませんけどね(^^ゞ

雪の中を行く、特急日本海 青森空港に到着し、レンタカーで、いざ五所川原駅に向かいます。道路は、雪景色で運転が少し心配。昨年は、よくも上手く運転できたもんだなと思う次第です。とりあえず、ストーブ列車で焼く「するめ」の調達の為、アップルヒル浪岡という道の駅に到着。お昼からイベントを行う為か、休憩室ではステージのセットに忙しそうでした。結構、大きな道の駅で、季節になるとりんごのもぎとりが体験できたり、紙漉きも通年に行っている様です。レストランは2カ所、メインの物産販売の他に、小さな店舗が数点、駐車場にあるという形で、力が入っているなぁという印象です。

 こちらの物産館で、するめを購入。アイスクリームもやっていたので、購入。何だか、かなりおいしかったです。そして、転倒では、こんにゃくおでんを販売。1個100円ということで、購入。板こんにゃくをそのままお箸にさしたという、素っけ無いものですが、大変おいしくいただきました。ついでに、丸玉タイプのこんにゃくおでんもあったので、こちらも購入。今日のお昼ごはんは、こんにゃくになったわけです。
 やここさんは、JAの小店舗でソフトクリームを購入していましたが、これも美味い。ミルクとこんにゃくが自慢なのかなと思いながら、道の駅を後にしました。

 国道101号線に出る手前で、たまたまたJRの踏み切りにひっかかると、左から大阪発の日本海がやってきました。飛行機だと、朝でてもう行動に移しているものが、列車だと昨晩に出て、まだ青森到着まで数十分。飛行機の速度の偉大さを感じると共に、列車の旅という優雅な時間の使い方に関しても、ちょっと考えてしまいます。列車を使わずに旅行している私ですが、寝台特急日本海は無くなってほしくないと思ったりします。

津軽鉄道の始発駅「津軽五所川原」駅 101号線をしばらくいくと、カーナビはJAの交差点を右に行く様に示します。しかし、どうやら101号線をそのまま走った方が走りやすかった様です。というのも、帰りは、101号線をそのまま走ってきたのですから、往路の道案内は、一体何だったんだ?と思ったりします。
 五所川原市内に入ると、町を構成しているといった感じで、商店街もあります。駅前は、どちらかというと狭い感じで、ターミナルというよりも、駐車場が並んでいるといった感じです。その駐車場に、ポストがあるのですが、とういうわけかそのポストの上には、可愛い龍が乗っかっています。これは、「ぶらっとのポストコレクションに入れないと」と指摘され、写真を撮ります。
 駅に入ると、がらーんとした印象で、一体どこに津軽鉄道の切符売場があるの?って感じてしまいます。わけがわからないので、改札のお兄さんに聞いてみると、「ここでは無い」とのこと。別の駅舎だと伝えられるのですが、どこにあるかわかりません。あまりに素っ気なく言われてしまったので、それ以上は聞かずに駅を出て、見回すと確かに、看板がありました。分かりやすそうな分かりにくそうな感じなんですが、とりあえずそっちに行くと、JRのコンクリート造りの駅とは違い、木造の鄙びた駅舎がありました。改札には駅員さんが立っているのがわかります。
 ただ、改札は、外からスルーで入ることが出来るので、一瞬、駅舎は閉鎖しているのか?などと思ったのですが、券売機が一台ありました。せっかくだから、手売りの方が雰囲気があるのになぁなどと思ったのですが、そんなことは、観光客の言うこと。少しでも合理化出来ないと存続が難しいのでしょう。
 改札の上には、縦書きの時刻表。なかなかいい雰囲気です。ここで、やここさんとねこさんは、ストーブ列車の旅、私ともんたさんは、車で追いかける旅となりました。

走れメロス号(嘉瀬駅)   その頃、ストーブ列車内では、スルメが焼けてました。

 さて、とりあえず、カーナビをセットして・・・とすると、カーナビが突然反応しなくなります。いったい何故?と思っても、うんともすんともいわないので、一端電源を切る以外に方法はありません。つまり、エンジンを止めるってことです。そんなこんなの繰り返しで、列車が出発してから約5分後に出発。カーナビは、目的地の設定をしようとすると、反応しなくなるので、途中までは、そのまま移動することにしました。ようやく設定できたのが、嘉瀬の駅近く。今なら間に合うと嘉瀬駅に向かいました。駅舎がどっちにあるか判らないので、踏み切りを渡ると、ちらっとストーブ列車らしきものが見えた様な気がすると、もんたさんが教えてくれました。しかし、そちらの道は、見事に線路から離れてしまう様で、急いで、駅に戻ります。
 駅舎で、時刻表を確認すると、列車かやってくるまで、約10分程度時間があります。思ったよりも余裕があったなぁと思いながら、駅舎脇がカメラを構えて待っていると、どうやら思っている方向と違う方向の踏み切りが鳴りはじめた気がします。あれ?って思って、逆を見ると、ストーブ列車では無く、「メロス号」が到着。うーむ・・・予想外。どうやら、時刻表を見間違えた様で、下りをみなければいけないところを、上りを見てしまった様です。失敗失敗。

  

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